音楽レッスンのススメ
2017年10月27日 10時23分
ロックバンドのストーリーなどをみていると、練習しないギター・ヒーロー像も珍しくありませんよね。
カリスマ性をもって才能でもって心に響くフレーズを鳴らす。
とても格好良い存在です。
でも実は、
世の中の9割以上の音楽で活躍している音楽家の人たちは
確かな音楽理論と様々なジャンルへの適応テクニックをもって活動をされているんです。
スタジオミュージシャンと呼ばれる人たちは、
様々なジャンルを楽譜をみただけで確実に演奏におこしていきます。
すごい!とおもうかもしれませんが、
クラシックの世界で活躍するようなオーケストラのメンバーも
初見演奏なんて簡単にこなしてしまうのです。
高い演奏力を求められる世界ですから、
当然なのでしょうね。
どうすればそのような演奏力を身につけることができるのでしょうか。
様々な音楽の歴史と演奏ルールを身に着けておくことです。
どのようなジャンルにも、
様式があります。
フリージャズというような一部様式から外れる音楽もありますが
ほぼ全て、と言って過言ではない音楽には、その音楽らしさ、を裏付ける演奏ルールがあるんです。
ジャズであればビバップ、モード、モダンなどなどジャンルに応じて演奏方法をかえていきました。
メタルギターであればあの独特のズクズクズクズク、というミュートバッキングは特徴ですよね。
ダブという音楽であればキックドラムとスネアドラムの関係は基本的に定められています。
このような様式に幅広く触れて吸収しておくことで、
自分が演奏するときにはしっかりと、そのジャンルらしさ、を作り出すことができるのです。
そのような演奏の基礎は、
音楽レッスンを受けることで身につけることができます。
ギターだけに限らず、鍵盤楽器や打楽器、木管楽器など様々な楽器であっても
音楽の根底となるルールは変わりません。
しっかりと音楽理論の基礎を身につけられるようにしましょうね。